サーフェイス (表面) デザインのための触り心地・質感の評価と素材設計・開発への応用

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会場 開催

本セミナーでは、触り心地の定量評価と製品開発への応用について詳解いたします。

日時

中止

プログラム

第1部 CMFによるサーフェイスデザインの考え方

(2016年6月16日 10:00〜12:00)

 わかるようでわからないCMFデザインを知る。  価値観は大きな流れ (時代の気分) と個人の経験値から構成されています。CMFデザインはその価値観基準が異なる人々に商品の「魅力」を伝える為に大切なもの。CMFデザインは心の豊かさを提供する為には必要不可欠となっています。 CMFの概念から活用法まで概要をお伝えします。

  1. CMFとは?
  2. CMFができること
  3. 価値観は時代の気分と経験値で決まる
  4. 感性の大切さ
  5. 色の大切さ
  6. すべてに関わるCMFデザイン

第2部 素材設計・素材開発のための表面形状と触りごこちの考え方

(2016年6月16日 12:45〜14:45)

  1. マイクロスコープを用いた表面微細形状の観察
  2. SD法による感性アンケート
  3. 表面微細形状とその触り心地の関係についての考察
  4. 「高級感」と表面微細形状の関係
  5. 「上品さ」と表面微細形状の関係
  6. 「しっとり」と表面微細形状の関係
  7. 「さらさら」と表面微細形状の関係
  8. 「マットな」と表面微細形状の関係
  9. まとめと今後の展開

第3部 素材・材料の触り心地デザインのためのオノマトペの活用

(2016年6月16日 15:00〜17:00)

 素材の触り心地を表すために用いられる「さらさら」「ふわふわ」といった オノマトペが表す感性的印象を数量化する手法、システムについて紹介 します。さらに、最近開発した、素材とオノマトペの対応関係の個人差を把握するシステムについても紹介します。  受講者の皆さまに、研究用に開発した素材に触れていただいたり、システムを操作していただきながら、素材とオノマトペの関係性について理解を深めていただきたいと思います。

  1. オノマトペの特長
  2. オノマトペの音に反映される手触りの快不快
  3. オノマトペが表す感性的印象を数量化するシステムについて
  4. システムのデモ
  5. オノマトペと素材の対応関係の個人差を把握するシステムについて
  6. 研究用素材の開発手順
  7. 素材とオノマトペの関係性についての実体験
  8. オノマトペ生成システムによる新しい触り心地デザインの可能性について

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
株式会社 技術情報協会の地図

受講料

複数名同時受講割引について