光触媒を新規素材・新規システムとして産業応用するために、知っておくべき勘所

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会場 開催

本セミナーでは、光触媒の基礎から解説し、光触媒の応用展開、可視光応答型光触媒について詳解いたします。

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プログラム

光触媒は日本で発見され、日本で主に商品化が進んできたことから、「日本発のオリジナル技術」と言われ、現在も日本が世界の光触媒技術を牽引し続けている。現在の市場規模は国内だけで800億円にも及び、住宅関連、電化製品、車両、道路関連、農業、水処理、衣料、生活用品、医療分野など、光触媒に関する製品はこれまでに数多く登場してきた。一方、最近は光触媒を用いた水分解反応から得られる水素生産などが環境・エネルギーの面から大いに期待されており、光触媒への注目はますます高まっている。  本セミナーでは、光触媒をこれから学びたい人、光触媒を用いた製品化に興味がある人といった入門者を対象に、光触媒の基礎から応用までを解説し、光触媒の最新研究と将来展望についても述べる。

  1. 光触媒の基礎
    1. 光触媒とは?~光合成と光触媒~
    2. 光触媒の応用例について
      1. 環境分野
      2. エネルギー分野
  2. 光触媒の最新研究例
    1. 光触媒の原理
      1. 酸化チタンの機能
      2. 光触媒反応
      3. 超親水化
    2. 光触媒の性能評価法
      1. JIS分類
        • 空気浄化
        • セルフクリーニング
        • 水質
        • 防菌・防かび
      2. 光触媒の効果と標的
        • 低分子有機物
        • 巨大分子
        • ウイルス
        • バクテリア
        • 細胞
    3. 研究例の紹介
      1. 光触媒の高活性化
      2. エレクトロスプレー法
      3. 低次元酸化チタン材料
      4. 酸化チタンナノファイバー
      5. 酸化チタンナノチューブアレイ
      6. セルフクリーニング機能を有するモスアイ反射防止
      7. 新陳代謝機能をしめすセルフクリーニング膜
      8. 光触媒を用いた超親水・超撥水パターニング法
      9. 酸化チタン光触媒を用いた新規オフセット印刷
  3. 光触媒の将来
    1. 光触媒国際研究センターについて
  4. まとめ

会場

東京流通センター
143-0006 東京都 大田区 平和島6-1-1
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受講料

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