樹脂のクリープ特性評価、予測技術

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プログラム

第1部 プラスチックの粘弾性特性に基づいたクリープ特性評価法

(2016年6月17日 10:00〜14:45) (45分の昼食休憩を含みます)

 プラスチック素材は粘弾性という、弾性的な性質と粘性的な性質が混在し、室温はもとより高温度において力や変形が時間並びに温度に伴って変化する複雑な振る舞いをします。粘弾性特性は、力と変形の比例定数でこれが時間や温度によって変化する挙動です。  この粘弾性特性を理解することで、応力緩和過程、クリープ変形過程、成形温度条件の選定、成形時に生ずる残留応力の発生メカニズム、突如起こる成形不良の対策法、残留応力除去のためのアニーリング条件、数値解析に有用な材料特性の提供、粘弾性特性に成立する時間-温度換算則を用いた強度や変形の変化割合の長期予測、シミュレーション時のデータの取り扱い等々が感や経験に頼らず行えます。  ここでは、主として粘弾性特性の時間 – 温度換算則に基づいたクリープ変形の長期予測手法並びにクリープ破断強度の長期予測手法について平易に説明します。

  1. プラスチックの性質を理解できる粘弾性特性
    1. 粘弾性特性とは
    2. 粘弾性特性の解釈法と利用方法
    3. 粘弾性に伴う特異現象
      • クリープ挙動
      • 緩和挙動
  2. 粘弾性特性と力と変形の関係についての基礎知識
    1. プラスチックの応力とひずみ
    2. 粘弾性挙動と粘弾性モデル
    3. 応力-ひずみ関係式 (構成方程式)
  3. 粘弾性特性の時間-温度換算則とその利用法
    1. 時間-温度換算則の基礎概念
    2. 時間-温度移動因子
      • アーレニュウス型
      • WLF型
    3. 時間-温度換算則の利用法
  4. クリープ変形・強度の長期予測法
    1. クリープ変形・応力緩和の予測法
    2. クリープ破断強度の予測法
      1. クリープ変形試験
      2. クリープ破断試験
      3. クリープ破断強度の予測法

第2部 顕微インデンターによるクリープ試験-原理、特徴から事例まで -

(2016年6月17日 15:00〜17:00)

  1. 顕微インデンターの原理
  2. 顕微インデンテーション法の理論
    1. 弾性、塑性、粘弾性の定量分離
    2. レオロジー解析
    3. 粘弾性変形挙動の定式化 (べき乗則)
  3. 測定事例
    1. クリープコンプライアンス (レオロジー)
    2. クリープ曲線の定式化 (べき乗則)

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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