2014年7月1日に日本当局はPIC/Sに加盟承認され、PIC/SGMPと連動する形で前年 (2013年8月30日) に8年振りに日本のGMPを改定・施行し、日本のGMPは世界のグローバル化へとに進んでいる。
政府 (厚生労働省) は2020年までにジェネリック製品の医薬品全体に占める割合を英米等並みに8割に上げることを謳っている。かかる状況から今後原薬を諸外国・特にアジア (中国、インド等) から輸入して、日本で製剤・最終製品にして販売することが加速的に増大すると考えられる。
本講座ではかかる状況を踏まえて、原薬GMPの基礎から応用までを具体例を挙げてわかりやすく解説する。またPIC/S GMPとICH7についてもポイントを絞って説明する。
- 強調したい点
- 日米欧の規制要件とガイドライン
- PIC/S GMPガイドライン (Part2)
- ICHQ7
- 原薬GMPガイドライン
- 日本と欧米との相違 など
- 海外原薬製造所の認定について
- 原薬のビズネスモデル (国内管理人等)
- 社内でキーを握る部門は?
- 品質保証部門 (QA) の役割と重要性
- QAと製造・QCの関係
- 重要中間体と最終原薬の留意点は?
- 原薬におけるGMP査察対象の区分は?
- リテスト期間以後の原薬の使用は?
- GMPではどのような基準・手順書類等が必要か?
- バリデーションの必要性は?
- 変更管理と逸脱管理は何をして、その教育訓練 (計画、実施、実効性) は?
- マスターファイアル (MF/原薬等登録原簿登録申請書) について
- 原薬製造所のサイト監査上の留意点
- 原薬製造所の選択の注意点 (特にアジア) は?
- 原薬製造業者 (製造所) との取り決め書について
- GMP適合性調査における主な指摘事項・指導事項