リアルワールドエビデンス構築と日本でのHTA導入の影響/費用対効果分析

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会場 開催

本セミナーは、薬価申請の基礎から解説し、HEOR活用した高薬価取得へのアプローチについて詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 高製品価値の付加にむけたリアルワールドエビデンス構築と日本でのHTA導入の影響

~どのようなエビデンスを、どのようなタイミングで構築するか~

(2016年5月19日 12:30~14:30)

 日本でもHTA導入や支払者機能の強化により、従来の医薬品の有効性・安全性だけではなく実臨床での医薬品の効果が重要となっている。本講演では、医薬品開発から市販後までのフェーズで、医療経済・アウトカム研究やデータベースにより、どのように科学的かつ効果的なエビデンスの創出が可能か事例を交え紹介する。また、HTAがすでに導入された欧州での動向も紹介する。

  1. 医療技術評価 (Health Technology Assessment:HTA)
    1. HTAとは
    2. 各国のHTAの制度と動向
    3. 日本でのHTA導入と今後の方向性
  2. リアルワールドエビデンス (RWE)
    1. RWEとは?
    2. 臨床試験から実臨床へのパラダイムシフト
    3. 患者アウトカムとデータベース研究
  3. これからの医薬品の価値と製品戦略
    1. 医薬品開発から市販後における価値創出
    2. これからの価値創出と社内でのプロセス
    3. 日本におけるHTA導入下での製品戦略

第2部 費用対効果分析の実施、データの処理の仕方

~企業内で、どのように費用対効果分析を実施していくか~

(2016年5月19日 14:45~16:45)

 2012年度より中医協にて議論が続けられてきた費用対効果評価の導入は、2016年度からの試行的な導入の決定により、マイルストーンを迎えた。企業にとっては、人的・時間的リソースを必要とする費用対効果分析の実施について、本セミナーでは、昨年末に出されたガイドラインを中心に、費用対効果分析を基本から見直し、社内でどのように分析を実施していくかを考えたい。

  1. 費用対効果評価専門部会での議論
    1. 議論の経緯
    2. 対象品目の選定基準
  2. 中医協における費用対効果評価の分析ガイドライン
  3. 費用対効果分析
    1. 医療経済モデル
    2. 効果指標・QALY
    3. システマティックレビュー
    4. 費用の算出
    5. ベースケース分析と感度分析
    6. 分析レポート
    7. NICEの事例
  4. 分析の体制
    1. 関連部署との調整
    2. ベンダー

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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