このセミナーで紹介するのは「創造力」の鍛え方です。ゼロから1を生み出す頭の使い方です。正解を生み出す頭ではなく、他人や他社が考え付かないことを生み出す力です。それも単なる発想法ではなく、現実のビジネスの各場面で基本的に必要な「思考技術」としての創造力です。 他人と同じ視点で情報を集めてみても、皆が解決できない問題はクリアーできません。人と同じ発想では新製品も生まれません。競合他社と同じ考え方をしては差別化もままなりません。 (他社と同じ仕様、同じサービスでは価格競争に陥り、利益を上げることは困難です) 。高機能・高付加価値な新製品の製造技術について教科書は揃っていません。量産方法の前例はありません。頼りになるのは自らが生み出す知恵です。活かしきれない技術シーズをどうするか、ある人は学会や業界の通説にとらわれず金の卵を見出し事業化しますが、多くの人は使えない何かと放っておきます。困難な事業化において、教科書通りの発想では死の谷を越えられません。そこで必要な知恵はどこにも書いていないのです。現場で都度都度考える、創造力の刀がなくして道を切り開くことはできません。実際に成果を出してきたビジネスリーダーや凄腕の技術者、起業家は論理一辺倒ではない、創造的な頭の使い方を必ずしています。 ではどうすればそのような頭の使い方ができるのか? 古今東西、創造や発明が上手な人たちの頭の使い方には何かしらのパターンがあります。それは、大きく分けるとこの4つ、連想力、抽象化思考、複眼力、構想力です。このセミナーではそれぞれを根本的に鍛える頭のエクササイズを数十パターン紹介します。これらの意味を体系的に理解し、その鍛え方を知ることで、能力は確実に上がっていきます。そしてご自身だけではなく、周りの方の創造力も醸成することで、組織を活性化するリーダーとして活躍できるようになっていきます。