本セミナーでは、タッチパネル用デバイスとして、今後どのような材料が必要とされるのかについて、詳しく解説いたします。
タッチパネルは、電子機器の入力デバイスとして必須の部材となった。特に、静電容量タッチパネルが広く使用されている。スマートフォンやタブレットに続く市場として、可とう性を活かしたフォールダブル機器や車載用や大型用のディスプレイに採用されて拡大が続くと予想されている。 一方、価格の低下も進んでいるため、低コスト化材料が求められている。タッチパネルはセンサ部品だけでなく、カバー材料やその貼り合わせ材料や方法も重要な部品、工程であり、全体を俯瞰した開発が必要である。 本講座では、タッチパネルの種類と特長を説明し、特に静電容量タッチパネルの検出原理、構造を基礎から解説する。また、それに必要な部材への要求特性と材料を解説する。さらに、今後予想されるタッチパネルの市場が何か?、特に可とう性を活かした用途に合った技術開発に何が必要かを解説する。