本セミナーでは、化粧品の研究開発から製造に至るまでの微生物管理の考え方、手法、ノウハウを伝授いたします。
~二次汚染防止を見据えた品質設計のポイントと微生物汚染対策~
(2016年4月18日 10:30~13:00)
化粧品製造における品質管理について、微生物管理に焦点をあて、基本的な考え方や留意点について実例を交えながら具体的に解説する。化粧品に求められる微生物学的品質、化粧品に汚染を起こす微生物の特性、製造時の微生物管理の留意点やポイント及び微生物検査法、製造から使い切るまで微生物汚染を起こさないための防腐設計・評価法など、化粧品の研究開発から製造に至るまでの微生物管理の考え方、手法、ノウハウなどを一通り習得できるよう解説する。
~製造工程における微生物管理と作業者教育~
(2016年4月18日 14:00~16:30)
化粧品製造業者は日本全国に3,455社あるといわれている。 (2012年3月厚生労働省調べ)
化粧品の製造管理・品質管理の技術指針は化粧品GMPと呼ばれ、2007年粧工連はISO22716 (ISO化粧品GMPガイドライン)を業界の自主基準とした。
一方、改正薬事法 (2005年) により、化粧品の生販分離により、化粧品製造業者と化粧品製造販売業者の関係が築かれた。
また、ISO品質マネジメントシステム (ISO9001) は2015年大幅改訂され、各種マネジメントシステムとの融合が進められている。
このような環境下で、化粧品製造業者が世界と競争して「Made in Japan」の強みを発揮するにはどうしたらよいだろうか。
今回、化粧品製造現場における「微生物管理」と「作業者教育」に焦点を絞って、問題点とその対応について検討したい。