OCTAを用いた高分子シミュレーション技術

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本セミナーでは、OCTAの基礎から活用事例を概説し、基本操作を分かりやすく解説いたします。

日時

中止

プログラム

第1部 OCTAの基礎概論と活用事例

(2016年4月21日 12:30〜14:30)

 高分子などソフトマテリアルの材料開発を目的として、世の中に普及しつつある計算機シミュレーションツールOCTA (Open Computational Tool for Advanced material technology) の概要と、OCTAが取り扱うことのできる材料、構造形成、物性に関して解説する。また、分子動力学法を用いることで、高分子材料を中心とした材料設計・開発にどのように役立てることができるのかを紹介する。力学特性、熱特性、光学特性、気体透過性、イオン伝導、界面特性、相分離構造など、いくつかの適用事例とともに、計算手法の基礎や、適用する際の注意点まで解説する。

  1. 高分子材料シミュレーションツールOCTAの概要
  2. OCTAで何ができるか?何が分かるか?
  3. OCTAの適用範囲
  4. 活用事例
  5. 分子動力学法の概要
    1. フルアトムモデルと粗視化モデル
    2. 計算パラメータ
    3. 計算結果の評価・解析
  6. 適用事例
    1. フルアトムモデルの事例
      1. ガラス転移
      2. 光学特性
      3. 気体透過性
      4. イオン伝導など
    2. 粗視化モデルの事例 液晶
      1. 力学特性
      2. 相分離
      3. 界面など

第2部 OCTAの活用事例 ~OCTAを使った高分子結晶化におけるモレキュラーダイナミクス~

(2016年4月21日 14:45〜16:15)

  1. OCTAを用いた分子モデルと計算法
  2. OCTA を用いた高分子結晶化の分子シミュレーション
    1. 高分子の結晶化と高次構造形成
    2. 高分子結晶化の分子シミュレーション
    3. 高分子の配向結晶化の分子シミュレーション
    4. より高度な自己組織化過程の解明

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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受講料

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