昨今の難燃材料のおかれる環境は厳しさを増し、アジアシフトによる国内シェア減少、規制動向など予断を許さない状況が続いております。しかしながら、市況において、現状の延長では、難燃材料の発展どころか現状維持さえも危ぶまれ、将来において、生き残るためにシフトせねばならないと皆様お感じのことと思います。今後、アジアシフトに合わせて、シェアを拡大するとともに、技術も日本ブランドとして浸透・確立せねばなりません。一方で、国内外の先端技術に対しては、情報収集・技術投資を実施せねばなりません。
今回は、これらの課題に対して、従来の切り口ではなく、「モノからコトへ」という考え方をご紹介させて頂きます。皆様のビジネスやご研究のご参考になれば幸いです。
- 高分子難燃及び不燃化の基礎
- はじめに
- 難燃材料とは
- 難燃機構と技術概要
- 臭素系難燃剤難燃機構の考察
- 熱分解とそのタイミング
- 分解物とその作用
- ラジカルトラップとチャー形成における考察
- リン系難燃剤難燃機構の考察
- ベース樹脂の性質
- リン系難燃剤の分解とその難燃性
- リン系難燃剤の注意点
- ナノ系難燃剤難燃機構の考察
- ナノ系難燃剤の概念
- その実例と難燃性
- 不燃化の考察
- 難燃樹脂の不燃性
- 液体不燃化に関する考察
- 難燃性の評価とその規制
- 樹脂材料の難燃試験
- UL-94 (5V改正状況)
- 限界酸素指数
- コーンカロリメータ
- 新UL試験の実施例
- その他の試験方法
- 難燃性の定量化
- 難燃樹脂の法的規制動向
- RoHS
- WEEE
- REACH
- EPEAT
- その他の規制
- 難燃樹脂材料の動向
- ハロゲン難燃樹脂の課題と開発動向
- ノンハロゲン難燃樹脂の課題と開発動向
- リン系難燃剤の開発動向
- リン系難燃剤以外の難燃樹脂の課題と開発動向
- バイオマス材料の難燃化
- 電池材料の難燃化
- 難燃剤のみらいについて
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