1. リチウムイオン二次電池における、フレキシブル化と製造プロセス
(2016年3月22日 11:00〜14:15)
リチウムイオン電池がスマホを始めとする、携帯機器の電源として、必要不可欠でグローバルに存在となって久しい。更にこの先、5年10年の新たな用途展開の中で、もはや電池は角型、円筒や平板であるとの制約は無用になった。多くのウエアレブル機器や、医療や介護ロボットの電源は、その機能や形状に合わせてフレキシブルやベンダブルであることが必須である。
一方で、現在のリチウムイオン電池の設計、製造技術の単なる延長では、上記のニーズに合うリチウムイオン電池は出来ない。本セミナーでは、現在のラミネート型ポリマーリチウムイオン電池の材料、設計と製造技術をベースに、フレキシブルリチウムイオン電池の可能性を探って行きたい。
- 電池 (セル) の基本構成とフレキシブル化
- 電気化学的な原理と特徴、化学電池..
- 正極材と負極材、ロッキング・チェアー電池
- 電解液と電解質、最大の特徴且つトラブルの起点..
- セパレータとバインダー、ポリマーサイエンスがバックアップ
- 集電箔と外装材、アルミ箔 (+) 、銅箔 ( – ) 、アルミラミネートほか
- ポリマー電解液とポリマーセルの製造プロセス
- 製造プロセス全体の流れとコスト
- ポリマーリチウムイオン
- 電解液の充填方法
- セルの機能のハイブリッド化
- PVDFポリマーゲル電解液の特性
- フレキシブルなど二次電池の応用展開
- フレキシブルとウエアラブル
- 市場情報と新聞情報 (2015年〜2016年) のまとめ
2. 全固体ポリマーリチウム二次電池のブレークスルーと応用展開について
(2016年3月22日 14:30〜16:30)
文部科学省の支援を得て次世代二次電池の研究開発を行ってきたがH26年~H27年にかけて研究開発上の大きなブレークスルーがあり、この成果を広く公表し、企業化に向け推進したい。
- 開発経緯と本電池の特長
- 安全
- フレキシブル
- スケーラブル
- 高温耐性
- 長寿命
- Roll to Rollプロセス
- 開発体制
- 電池性能比較
- 既存二次電池との比較
- 開発目標の達成状況
- エネルギー密度
- 高温耐性
- 寿命サイクル
- 本電池の市場性と具体的アプリケーション
- 電池内蔵型冷蔵庫
- 電動アシスト自転車
- 介護ロボット
- EV
- 定置型蓄電池
- ウエアラブル商品など
- 知的財産取得状況
- ノウハウのブラックボックス化含む