CFRP/CFRTPを用いて製品化する際に、重要な課題となる成形について、高速化、高強度化の観点から説明します。単なる事例の説明ではなく、何が高速化や高強度化のネックとなっているか、最新の研究成果についても紹介します。
1. 高サイクルを実現するためのCFRP/CFRTPの成形方法
- 背景 (国内外の研究開発動向)
- 熱硬化性樹脂を用いたハイサイクル成形方法
- 熱可塑性樹脂を用いたハイサイクル成形方法
- 中間材料の選択
- プレス成形
- 引抜成形
- ハイブリッド成形技術
2. 高強度を実現するためのCFRP/CFRTPの成形方法 – 成形による強度変化
- 背景 (材料と成形体は同じ強度か)
- 分散に起因する強度変化 – 不連続繊維
- プレス成形による強度変化 (形状、成形条件による強度変化) – 連続繊維
- 繊維交差角変化に起因する強度変化
- 繊維うねりに起因する強度変化
- 残留応力に起因する強度変化
- 展望 (今後の技術開発の方向性)