本セミナーでは、自分の成果、意見を上司やクライアントに正しく伝えるための報告書・論文・プレゼン資料の作成方法を伝授いたします。
企業や研究所において、自身の成果を周知するためには、報告書、論文、プレゼンテーションの技術が要求されます。何気なく報告書を書くと、上司には文章が非常に難解、あるいは意図が正確に伝わらない恐れがあります。ではどのような点に気を付ければ良いのか、技術者の方は意外とその手法を説明される機会はありません。本講座では、ちょっとした工夫で、自身の成果を伝えられる報告書、論文、プレゼンテーションの手法を解説いたします。 技術文書の基礎である誤解のない文章や常用漢字の使用といった文章作成の基礎、強調したいデータが的確に伝わるグラフの作成方法、スライドを用いたプレゼンテーションで気を付ける点など、日ごろの業務のお役にたつポイントを盛り込んでご説明いたします。なお講義中には参加者の皆様からも積極的なご発言、ご質問を歓迎いたします。
岡山大学 名誉教授 塚本眞也先生 (現職:中国職業能力開発大学校 校長) より
工学博士 大西 孝先生は、企業における技術報告書の作成のみならず、大学の学術論文執筆に関しても傑出した業績を有している新進気鋭の研究者・教育者です。その豊かな経験を活かして、岡山大学で担当されている授業科目「技術文章作成」では目から火が出るようなインパクトのある講義を展開しており、授業評価アンケート結果も非常に秀逸な数値を獲得されています。企業にお勤めの技術者と研究者ならびに教育担当者は、本セミナーの受講によって、説得力のある技術報告書・論文を作成する能力が獲得できると確信しています。受講を強くおすすめします。