医薬品ライフサイクルマネジメント (LCM) のプラン作成と実践

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プログラム

第1部. 上市前から衰退期までを見通したLCMプランの作成

(2016年3月11日 10:00〜12:00)

 国策による後発品の導入促進により、後発品参入後のオリジナル製品の売上減少が顕著になってきている。新薬メーカーは、上市前から、適応症追加の可能性や医療現場のニーズに合致したよりよい製剤化の検討等、製品の価値を最大化するためのLCMプランの作成が必要である。また成功裡に上市することがLCMにおいても重要であるため、Launch Planを具体的に周到に策定する必要があり、そのプランにはメディカルプラン,KOL Engagement Planや営業戦略等も含まれる。

  1. コマーシャルからR&D部門へのインプットと検討
    • 臨床開発施設選定等への助言
    • 早期審査・承認のための検討
    • 将来の適応症追加の可能性の検討 等
  2. 自社内他製品とのシナジー,ポートフォリオの検討
  3. 市場性評価・競合分析・売上予測
  4. 売上最大化のための他社とのアライアンスの検討
  5. 短期・長期のFinancial Goalの検討
  6. 新製品Launch Plan作成
    • ターゲット施設・医師
    • 社内リソース計画
    • 戦略・プライオリティ
    • 製品Key Messageと話法
    • 社内研修プラン
    • 学会・講演会等のアクティビティのプラン
    • 資材プラン
    • KOL Engagement Plan
    • メディカルプラン
    • 市場調査プラン
    • PRプラン 等

第2部. 医薬品の成熟期・衰退期を延長させるLCM戦略と有効な取り組みの紹介

(2016年3月11日 12:45〜14:15)

 製品の価値最大化のためには、上市後に、できる限り、成熟期・衰退期を延長させ、また、高いピーク売上を達成することが重要であることは言うまでもないです。LCMの成功事例と効果的にLCMを展開している事例を紹介させていただきます。 LCM戦略は、開発期から策定していかなければなりません。臨床開発期に取り組んでおかなければならないことは何かについて、考察いたします。 あわせて、効果的なLCM戦略を展開するために、アンメットニーズを評価するための売上予測の算出法と、LCM戦略構築における留意点について、自身の体験をもとにご説明させていただきます。

  1. LCMの成功事例と効果的なLCMを展開している事例の紹介
  2. はるか先の上市時点の市場の状況およびメディカルニーズを予測したLCM計画を、P2後期の時点から策定する
  3. 効果的なLCM戦略を展開するため、アンメットニーズを評価するための売上予測の算出法
  4. LCM戦略構築における留意点

第3部. 製品ライフサイクルにおける有効なプロモーションチャネル戦略

(2016年3月11日 14:30〜16:00)

 プロモーションチャネルが多様化する中、医師側から感じる薬剤の印象形成の チャネルの変化、そこから受け取るメッセージの変化を製品ライフサイクルのステージから読み取る。

  1. 現状のプロモーションの把握
    1. 現在のプロモーション活動の状況
    2. LCMにおけるSOVの影響
    3. プロモーション効果の測定あれこれ
  2. 医師側から見た各チャネルの影響の変化
    1. ブランドカテゴライゼーションの考え方
    2. LCMにおける各チャネルの印象度
    3. 疾患、薬効毎のチャネルの特徴
  3. プロモーションチャネル見直し戦略と今後の課題
    1. チャネル影響度のシミュレーション
    2. チャネル毎のメッセージ戦略

会場

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141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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