第1部 PIC/SガイドラインをふまえたGDP監査事例と対応
PIC/SガイドラインをふまえたGDP監査について、国内外の監査事例を交えながらできるだけわかりやすく説明する。
- はじめに
- PIC/Sガイドライン
- GDP監査
- 監査の計画
- 監査の準備
- 監査の実施
- 監査の報告
- 監査のフォローアップ
- 監査の要点
- 監査の事例
- 指摘事項の事例
- おわりに
第2部 日本におけるGDPの対応とGMP/GQPとの関連性
製造拠点の低コスト地域への移動や低廉原薬のグローバル調達などの進展により、製造業者や流通業者の監視、ならびに流通過程での品質劣化リスク、盗難リスクへの監視が従来以上に重要になっている。2014年6月にPIC/S GDPガイドが発出され、今やGDPの実践は必須要件になってきている。
この状況をふまえ、GDPの概要および具体的な実務作業を紹介する。
- GMPの黎明期
- GMPの歴史
- 旧GMPの反省点
- ルールベースからリスクベースへの進展
- GDPとは
- 出荷後品質の保証という視点
- GDPガイドが問題にしているのは
- 輸送のベリフィケーション
- 偽造原薬の特徴
- さらに強化されていく盗難・偽造対策
- EC 原薬GDPガイドラインの概要
- 医薬品包装の安全対策
- 国内のGDP対応動向
- GQP省令に見るGDP
- 改正施行通知とGDP
- 具体的なGDP業務
- GDP手順書の作成
- 業者との取り決め事項例
- 保管・流通業者の選定基準
- 輸送管理業務
- 輸送中の盗難リスクへの対応
- 輸送時の品質劣化リスクへの対応
- 保管管理
- 温度マッピングデータの取り方
- 防虫対策
- GDPに関するご質問と解答
- 参考 PIC/S GDPガイドの内容