近年の電気自動車やハイブリット自動車、エンジン自動車においても、多くのパワーエレクトロニクス機器を使用する。そこで欧米を始めとして、自動車における電力を12Vでなく、48Vにて使用することが多くなってきている。これは自動車の大電力化による影響などがある。また、電力機器を自動車内で使用するニーズも増え、家庭コンセントと同様に使うための正弦波インバータのニーズも増えている。更には、電力自由化とともに安価な深夜電力などを利用するV2Hなどのニーズも増えている。 本セミナーでは、このようなニーズとパワーエレクトロニクス技術についてご紹介する。電力変換器の基本、実際紹介から、効率改善のためのソフトスイッチング回路方式や、系統連系インバータの制御方法、ソフトスイッチング双方向DC-DCコンバータ、電解コンデンサレスインバータの回路方式や制御技術を紹介する。