自動車用表示装置は、ドライバが運転中に視認するため、短時間で正確に情報が伝わる必要がある。表示される情報は、車内環境情報から車外環境情報へと変化し、多岐に渡り今後も増加が予想される。
加えて、表示装置や情報呈示位置も変化し、人間の認知特性を勘案した情報表示方法を考える必要がある。
本セミナーでは、自動車用表示装置の動向、表示される情報の視認特性、各種情報表示装置における視認特性、について解説します。
- 自動車用表示装置の現状と動向
- 自動車用情報表示装置の変遷
- 各種情報表示装置の特徴
- 今後の動向
- 情報の表示場所における反応時間の違い
- 呈示場所の違いによる反応時間特性
- 視覚的注意の影響
- 暗視装置における人間像の視認特性
- 近赤外線画像および遠赤外線画像の特徴
- 人間像を視認する手がかり情報
- 暗視装置の最適な表示方法
- 自動車用情報表示装置における視認特性
- 各種表示装置の視認特性
- 情報の心的な拡大および縮小
- 前景情報と表示情報の照合プロセス