新規事業開発で成功するためには未来の市場や社会の変化をとらえることが必須である。自社を取り巻く事業環境がどのように変化し、それが自 社にどのような影響を及ぼすのかについて洞察する。もちろん不確実な未来を一義的に決めつけることはできない。幾つかの未来シナリオを想定 し、それぞれに応じた戦略を予め用意しておくことが望ましい。
当セミナーでは「シナリオプランニング」を活用して新規事業開発を策定するための方法を紹介する。
- シナリオプランニングとは
- 未来は読めないが、未来への感度を高める
- シナリオプランニングの事例①: ロイヤル・ダッチ・シェル
- シナリオプランニングの事例②: 横河電機
- 環境変化に気づかずに競争力を失った失敗事例
- シナリオプランニングによる未来起点での戦略構想とは
- シナリオプラニングのベネフィット
~市場変化への感度向上、不確実性への対応力向上、ネットワーク構築~
- ロードマップとは
- 事業環境は現状の延長線上にはない
- 未来起点で当面の取り組み課題を考える
- ロードマップは、「市場 – 事業 – 製品 – 技術」を1セットで考える
- 未来シナリオを複数想定し、どのシナリオでも勝つための戦略を考える
- ロードマップの社内運用ルールの検討
~定期的なローリングによる継続的なブラッシュアップを組織的に行う~
- シナリオプランニングの基本的流れとポイント
- シナリオプランニングの基本的な流れ
- ステップ1.環境変動要因の抽出
- ステップ2.変動要因別のインパクト分析
- ステップ3.不確実性分析
- ステップ4.シナリオ構想
- (個別演習) 自社テーマによるシナリオプランニング
- シナリオプランニングのワークショップの進め方
- 時間スパンの設定、魅力的なテーマ設定、キーパーソンのメンバリング、開催準備
- 合宿型ワークショップの開催、雰囲気づくり、ファシリテーション
- 未来シナリオをもとに、自社の事業・製品・技術ロードマップ策定 (複数)
- 当面の重点課題の設定
- ブレークスループロジェクト企画
- 戦略実行とモニタリング
- 市場調査のポイント
- 2次情報
- 1次情報
- 新規事業開発の戦略構想力を上げる
- ビジネスモデルとは
- ビジネスモデル事例 ~B2C、B2B~
- ビジネスモデルの4つのポイント
- 仕組み①: 独自の顧客提供価値を創り出す仕組み
- 仕組み②: 情報をフィードバック・活用する仕組み
- 仕組み③: コア・コンピタンス強化のための仕組み
- 仕組み④: 社外プレイヤーとの連携を促進する仕組み
- エコシステムとは ~ビジネス生態系を仕掛ける~
- 製品アーキテクチャとエコシステム ~オープン&クローズド戦略~
- エコシステム事例 ~キンドル、アップル、ウエアラブル端末~
- (ケース演習) キーエンス
- 新規事業開発戦略の策定ステップ
- ステップ1.戦略仮説想定
- ステップ2.事業環境分析
- ステップ3.戦略策定
- ステップ4.財務シミュレーション
- ステップ5.ブレークスループロジェクト企画と実行計画の立案