真空断熱材の材料設計と長期信頼性評価技術

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プログラム

1. 真空断熱材を中心とした高性能断熱材料の評価

(2015年2月22日 10:30〜12:00)

  1. はじめに
    1. 断熱義務化について
    2. 建築用断熱材に要求される性能
  2. 断熱材の断熱性能測定方法
    1. GHP法
    2. HFM法
    3. その他の方法
    4. 熱伝導率以外の断熱性能測定方法
  3. 低熱伝導率材料の評価
    1. GHP法の測定原理
    2. 測定の不確かさ
      1. 不確かさ要因
      2. 高性能断熱材測定の問題点
    3. 測定の不確かさをいかに小さくするか
    4. 真空断熱材の熱伝導率測定の難しさ
      1. VIPの厚さ測定例
      2. ラウンドロビンテスト
      3. 不確かさの見積もり
  4. 高性能断熱材の建築への適用
    1. 建物への適用事例
    2. 耐久性などの問題点
  5. これからの高性能断熱材
    1. 高性能断熱材開発のために
    2. 高性能断熱材測定法開発のために

2. 真空断熱材の熱伝導率測定技術の現状と芯材の熱伝導率推定方法

(2015年2月22日 12:45〜14:15)

 真空断熱材 (VIP) の熱伝導率測定は非常に難しく,測定結果をどのように解釈するのか,非常に困難な状況である。利用者にこの現状を理解していただき,より高いレベルの省エネ技術の開発に役立てて頂くことを趣旨とする。

  1. 高性能断熱材の開発状況
    ~真空断熱材やナノ粒子を使った断熱材の概要説明~
  2. 断熱材の熱伝導率測定技術の現状~測定ばらつき~
  3. 断熱材の熱伝導率測定技術
    1. 保護熱板法や熱流計法
    2. 周期加熱法の測定原理
  4. 真空断熱材の熱伝導率ラウンドロービン試験結果
  5. 保護熱板法を使った熱伝導率測定方法
  6. 真空断熱材の芯材部分の熱伝導率推定方法
  7. 実際の真空断熱材の芯材部分の熱伝導率推定結果
  8. まとめ

3. 超塑性発泡法による 高温真空断熱材の作製と応用展開

(2015年2月22日 14:30〜16:00)

  1. 高温断熱材
    1. 高温断熱材の現状と問題点
    2. 高温断熱材に求められる要件
  2. 超塑性発泡法の考案
    1. これまでの多孔質セラミックスと問題点
    2. 高分子発泡体、発泡金属、発泡ガラス
    3. 発泡セラミックへの課題
    4. 超塑性とは
    5. 高温発泡剤に求められる要件
  3. 超塑性発泡セラミックス – 1
    1. 単一気孔体 (モノフォーム)
    2. 発泡剤のガス発生様式
    3. 気孔拡張のための応力試算
  4. 超塑性発泡セラミックス – 2
    1. 多孔質セラミックスとその形態
    2. 超塑性発泡体の断熱特性・機械特性
  5. 超塑性発泡法の発展
    1. 特性を維持しつつ超塑性変形能を付与
    2. 新たな機能性
    3. 気孔・空洞のパターンニング

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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