ウェアラブル生体センサの小型化・低消費電力化と研究開発動向

計測機器の小型軽量化に伴い、ウェアラブルな生体センサが注目されています。しかし、消費電力性能や可用性、ユーザビリティ等の課題から未だ広く普及しているとは言い難い状況です。 　本講習会では現状の課題と対策をまとめ、生体センサの開発事例を紹介します。また、貼り付け型のセンサだけではなく、今後開発が進むと考えられる非接触生体計測技術や埋め込み・飲み込み型センサ技術についても紹介します。

1. はじめに
2. 生体センサの基礎と現状
   1. ニーズとアプリケーション
   2. 生体信号計測技術の概要
   3. ウェアラブル生体センサの開発動向
   4. 普及に向けた課題と対策
3. 生体センサの小型化・低消費電力化技術
   1. 高信頼かつ低消費電力なセンサ技術と信号処理技術
   2. プロセッサとメモリの低消費電力化技術
   3. 生体センサ向け無線通信技術
   4. 電源とエナジーハーベスティング
   5. 貼り付け型生体センサ用LSIの開発
4. 次世代生体センサの研究開発動向
   1. サーバーと連携する生体センサネットワーク技術
   2. 低侵襲・非接触計測技術
   3. 埋め込み・飲み込み型生体センサ技術
   4. 生体センサと連携するアクチュエータ技術
5. まとめと将来展望
• 質疑応答