日本の食品消費は、段階の世代が後期高齢者入りする10年以内に著しい減少となる。この回避には所得向上著しいアジアに向かうことが必須であり、13億人のイスラーム教徒が消費の中心になる。それゆえ食品、包装資材の設計でハラール (合法) である必要がある。2015年マレーシアにおいて包装資材のハラール規格が設定された。概要と包装資材の開発指針を提示する。
- ムスリムの人口と分布
- ハラールとハラームの意味
- ハラールとハラームの原則
- 不浄とされるものナジス
- ハラール産業とは
- 世界のハラール産業
- 日本のハラール産業
- 非イスラーム国家のハラール産業の規模
- ハラール認証制度
- ハラールロゴ
- 食肉を輸入することから始まった認証制度
- 日本におけるハラール認証制度の必要性
- イスラーム諸国での日本製品の信頼度
- 日本におけるハラール性確保の難しさ
- 食品包装資材:材料別各論
- 加工紙他
- 金属製品
- ゴム製品
- ガラス製品
- 陶磁器
- 合成樹脂
- その他
- ハラール認証取得の実際
- 知的財産権の保護
- 認証対象
- 日本国内の認証機関
- ハラール認証取得の前提条件
- 準備する書類
- 可否判断
- 認証準備作業の一番の問題点
- 認証申請から認証取得
- 原材料に関する重要点の決定