(2016年2月10日 10:30〜12:00)
シートに腰かける姿勢は、無理のある人体に相応しい姿勢ではない。如何に機能的なシートであっても、着座時間の限界は、2時間30分程度である。そこで、シート設計の基礎として人間工学の視点からこれまでの着座調査・実験結果をもとにシートの在り方を概説する。
(2016年2月10日 13:00~14:30)
触感 (風合い) のよい自動車シートの製品設計のために、シートの材料である布地や皮革の材料特性と人間の触感との関係を捉え、触感 (風合い) の評価方法を学ぶ。
(2016年2月10日 14:40〜16:10)
自動車シートは、乗員が最も長く広く接する部品であり、シートの快適性は、クルマの良し悪しを左右する非常に大切な性能の一つです。このシート快適性を向上するためには、人間特性を科学し、より深く理解して開発を行うことが非常に重要です。 今回は、人間工学,生体力学,生理学的手法を用いた長時間走行時に疲れにくいシートの開発について解説します。