英文治験総括報告書を初めて作成する方が疑問に思うであろう点、間違えやすい点をピックアップし、受講される皆様と同じ日本人ライターの視点から解説します。講師自身がスタイルや文法に関して迷った経験や、ネイティブ・チェッカーから指摘を受けた体験をもとに、英文治験総括報告書で頻出するスタイル・表現を重点的に取りあげ、すぐに役立つ知識の習得を目指します。
- 知っておきたい英語のスタイル
- 句読点:カンマ、セミコロン、コロン、ピリオド
- 列挙・箇条書き
- 符号:引用符、ハイフン
- 数字の表記
- 単位の表示
- 大文字の使用 (Capitalization)
- アメリカ英語とイギリス英語の違い
- 注意が必要な用語
- case / patient / subject (participant)
- dose / dosage
- ratio / proportion / rate / frequency
- 間違えやすい英語表現 – 日本人の視点から (1) -
- among / between
- according to / in accordance with
- due to、caused by / because of、owing to
- 間違えやすい英文法 – 日本人の視点から (2) -
- 数の一致 (単数形と複数形)
- 主語と述語の整合性
- 並列構造
- 不定冠詞「a」と「an」
- 読みやすい英文を書くには – 日本語との共通点・相違点を踏まえて -
- 主語と述語の配置
- 修飾語の配置
- 適切な動詞の使用
- 略号使用時の留意点
- 試験方法を記載する際のヒント – 治験実施計画書から治験総括報告書へ -
- 試験結果を記載する際のヒント – 文章構造の観点から -