個々の新規テーマの事業性評価、事業計画全体を一貫して整合させるためには、その設計図が共通でなければならない。近視眼・拙速に陥ることなく全体を俯瞰的・構造的に捉えたうえでの実行が必要となる。 そこで本講演では、事業計画・企画全体像を要素分解・要件定義しながら「新事業企画・計画・再設計」を仕立てる手法と、それを成果に結びつけるための展開法を、豊富な事例とともに解説します。
- はじめに. ~横たわる7つの命題~
- 元気がなく、立ち往生してしまっている現実:「海図・羅針盤」の不在
- 克服・解決の道筋:分かりやすい「事業の設計図」の共有
- 計数 (予実) 管理の陥穽:延長線方式、双方向性の欠如・ご都合主義 (構造化不全)
- 根源的な問題:「事業」とは? 『顧客を創造すること』できてますか・・・
- 間違いだらけの「新事業開発」:単発で終わっている? やがて風化していく・・・
- 環境分析 (3C、SWOT、財務分析、市場調査など) :「現場との乖離」見える化不徹底“使えない”
- 事業戦略策定:一般論では見えにくい 「手段の目的化」のループに嵌る
- 現行計画・戦略の問題
- 合成の誤謬
- 市場が見えない
- 利益が読めない
- 整合しない (統合・一貫性ない)
- 総花主義 / 序列 (優先順位/配分づけ) / 関係性 (二律背反) の突き合わせしない
- 分析ツールの事業計画への系統的活用
(俯瞰・構造的に捉える)
- 8つの分析ツールの個々の意味・意義、手順、体系化
- 60
- PEST
- 5F
- SWOT
- 3C
- STP
- 4P
- 7S
- 事業領域・自社の立ち位置を如何に識別するか?
- 軸を設定マッピング、組合せ・重ねて、存立意義を見出す
- すべては事業 (目的&立地) の要件定義から
- 【事例演習】~ Ex.[System Integration][Motion Control][Navigation]
- ビジネス・事業の関与者構図の捉え方 ~変遷 (栄枯盛衰) の要諦を読み解く~
- 3C, 5Fでは、掴みきれない関係性。構図化すると、自ずと見えてくるパワーシフト
- 事業計画・戦略 (ビジネスモデル) の統合・一貫性を検証する
- 質疑&まとめ
- 「見取図」「展開図」「設計ツール」「要件定義書」が繋がり、機能する
- 質疑応答・名刺交換