開発に長年関わってきたが、ポジションが変わり、市場分析や競合他社ベンチマーキングを行い、売上・利益につながる製品・事業企画をしろと上司から言われ戸惑っている技術者はおられないでしょうか。さらに生産財メーカーの市場は国内よりもむしろ海外であり、どのように進めていくのか悩まれている技術者はおられないでしょうか。
当セミナーでは、売上・利益につながる製品・事業企画とはどのようなものかを確認した上で、市場分析や競合分析のフレームワークやポイントをご紹介します。特に、競争市場でサバイバルしていくための競合他社ベンチマーキングの手法について具体的な進め方をご紹介します。そして2次情報や1次情報の収集の実践的なポイントについてもご紹介します。
- 製造業に必要な思考とは ~「技術」で勝って「事業」でも勝つ~
- 「技術 – 製品 – ビジネスモデル・エコシステム」の1セット思考
- 事例:アマゾン・電子書籍端末、GE・IoT、横河電機・未来シナリオ など
- 事業で勝つための戦略企画とは
- 戦略企画のアウトプット項目
- 経営トップからみた戦略企画の評価視点
- 戦略策定の流れと市場環境分析の位置づけ
- 市場調査の必須ポイント ~調査しながら常に戦略仮説を持つ~
- 戦略企画のための市場環境分析
- 業界構造分析 ~エコシステムの視点から業界の範囲を考える~
- PEST分析 ~業界ルールの変わるタイミング定めて、仕掛ける~
- 顧客特性分析 ~高利益のためには顧客事業の課題を目線を上げて理解する~
- 競合他社ベンチマーキング分析 ~製品・技術だけでなく事業レベルで競合の強み・弱みを把握する~
- 競合他社ベンチマーキング分析とは
- 競合他社ベンチマーキングにより強み・弱みを把握する
- 異業種ベンチマーキングにより圧倒的な差別化を考える
- ベンチマーキングの進め方
- ベンチマーキングの体制 ~社内に「ビジネスインテリジェンス」をもつ~
- 市場調査ポイント:2次情報
- WEB調査
- 新聞雑誌記事調査
- 業界紙・論文調査
- 調査レポート・書籍調査
- マーケティングデータバンクの活用
- 調査会社への委託
- リバースエンジニアリング
- 海外調査のフレームワーク など
- 市場ポイント:1次情報
- 顧客企業や異業種ヒアリング
- ヒアリング先のリストアップ、アポイントメント
- ヒアリング準備 ~エッジの効いた質問を用意する~
- ヒアリング実施 ~顧客との対話を通じて関係性をつくる~
- ヒアリング結果の整理、戦略企画のブラッシュアップ
- フィールド調査
- 会議室など“クローズド”な空間から出て、多様な人・モノ・情報から気付きを得る
- 五感で感じる ~見て、聞いて、味わう、嗅ぐ、触れるなど、自ら体感~
- フィールドという空間&生活者と接することにより、革新的な新製品アイデアの創発
- 参考資料①: 競合他社ベンチマーキングの実践ステップ
- 参考資料②: 90日間で成果を出すブレークスループロジェクトとは
- 質疑応答