化粧品開発/有効性評価と官能評価における被験者選出法とその評価技術

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本セミナーでは、化粧品の評価について基礎から解説し、被験者の適切な選定、生理心理計測法、有効性評価結果に影響を与える要因と対策について詳解いたします。

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プログラム

第1部 官能評価・実用試験のための被験者選出法の重要性と心理生理学的評価技術に基づく評価項目の設定

(2016年1月26日 12:30~14:30)

 官能・実用試験に適した被験者の選出は、もっとも重要な要素の一つであり、どのような被験者を選出したが、評価試験全体の良否に関わると言っても過言ではない。しかしながら、近年、試験プロトコールや計測項目などに重点がおかれ、被験者の選出に十分な配慮がなされていない評価試験が散見される。そこで、本講では、改めて被験者選定の際の留意点 (心理指標、生理指標を元に) について言及するともに商品開発にとって重要な手法となる心理学的、生理学的な計測法および試験の立案と実施内容を多く紹介し、開発支援のための一助にしたい。

  1. 被験者の選定の仕方、計測条件、機器の選定の仕方における現状と課題
    1. 評価試験における被験者の選定の現状と課題
    2. 評価試験における評価技術の現状と課題
  2. 評価試験について (1) :特に評価試験成功のための被験者の特性把握と選定条件
    1. 被験者の生活環境の把握
      • 就労と職種
      • 家族構成
      • 住環境と地域…
    2. 被験者の心理特性の把握
      • 性格特性
      • 疲労・ストレス意識
      • クラスター別…
    3. 被験者の生理特性の把握
      • 自律神経機能
      • 運動機能
      • 皮膚機能…
    4. 海外での被験者の特性把握と選定条件
      • 文化
      • 慣習
      • 収入
      • 地域
      • 社会制度…
  3. 評価試験について (2) :特に評価試験成功のための被験者の生理心理計測法
    1. 生理学的計測法の理解
      • 自律神経
      • 免疫
      • 大脳
      • 内分泌
      • 身体機能…
    2. 心理的な計測法の理解
      • 性格特性
      • 疲労意識
      • ストレス意識
      • 気分…
    3. 海外での地域差、民族要因、生活環境を考慮したグローバル調査

第2部 化粧品開発/有効性評価のための被験者選出法とその評価技術

(2016年1月26日 14:45~16:30)

 開発した化粧品の有効性評価は、商品の付加価値になる。有効性評価において、被験者の選出法および評価技術は、評価結果に影響を与える要因の一つである。被験者の選出法・評価技術に由来する有効性評価結果に影響を与える具体的な要因を挙げながら、対策について講演する。

会場

芝エクセレントビル KCDホール
150-0013 東京都 港区 浜松町二丁目1番13号
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