金属-有機構造体 (MOF) の合成、機能と用途展開

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会場 開催

本セミナーでは、様々な優れた特性を持つことから研究開発が急速に進む有機金属構造体(MOF:metal organic framework)の合成方法や用途展開等について徹底解説いたします。

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プログラム

1990年代後半に見つかった新たな種類の多孔性材料であるMOF: metal organic framework, 金属-有機構造体の基本的な紹介を行う。特にどのように合成するか、どう材料評価するか、そして他の材料と異なる機能はなにか、について述べる。この材料に興味があり扱ってみたいと考えている方、ある程度知っている方に分かりやすくこれまでの歴史と現状を説明する。  これらはガス吸着材料として幅広く検討されているが、最近とくに発展している物理機能 (電子伝導、イオン伝導) や触媒特性、あるいは材料としてのコストや力学特性についても触れる。

  1. 新たな多孔性材料:MOFとはなにか
  2. MOFの特徴:既存材料と何が異なるか
    1. 多孔性の分子構造の設計・合成法
    2. 材料評価法
    3. MOF結晶の形状制御法
    4. 固体材料としての成形加工性、力学特性
  3. ガス貯蔵、分離機能:トップレコードは?
  4. 応用と今後の可能性
    1. 大量合成、安定性、コスト
    2. 物理機能 (伝導性、磁性、光特性など)
    3. MOFを足がかりとした他の材料合成

会場

東京流通センター
143-0006 東京都 大田区 平和島6-1-1
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