CFRPの破壊力学的な疲労損傷挙動評価と寿命予測

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金属における機械・構造物の破壊事故の原因の多くは疲労破壊によって生じていると言われています。そのため、機械・構造物の長期安全性、信頼性を確立することは設計開発を行う上で非常に重要です。最近では、炭素繊維強化プラスチック (CFRP) が航空機の一次構造材料に採用され燃費削減を実現して以来、自動車をはじめとする機械・構造物へCFRPを適用することが期待されています。しかし一方で、その長期信頼性や耐久性を適切に評価することも重要課題となっています。CFRPは疲労特性に優れた材料と言われていますが、マトリックスクラックや層間剥離などの損傷が疲労負荷を受けることによって発生、進展し、構造物の強度低下を引き起こします。  本セミナーでは、最近、航空機や自動車等の構造材料として注目を集めているCFRPの疲労損傷進展評価および寿命評価技術について分かりやすく解説します。

  1. 複合材料の疲労特性評価の基礎
    1. 疲労破壊事故事例
    2. 複合材料の構造と強度
    3. 複合材料の疲労損傷と評価
  2. 複合材料の損傷観察技術
  3. 繰返し変動負荷を受けるCFRP積層板の疲労寿命予測
  4. 超高サイクル疲労におけるCFRP積層板の長期信頼性評価
    1. 層間剥離の進展特性評価
    2. トランスバースクラックの進展特性評価
  5. CFRP積層板の疲労損傷発生予測
    1. トランスバースクラック発生寿命予測
    2. 疲労損傷が生じないCFRP積層板の疲労強度設計
  6. 厚肉CFRP積層板の面外疲労強度特性評価
    1. 厚肉CFRP積層板の面外方向疲労試験方法
    2. 厚肉CFRP積層板の面外方向疲労寿命評価

会場

東宝土地 株式会社 高橋ビルヂング
101-0051 東京都 千代田区 神田神保町3-2
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