第1部 自動車用エンジンにおける 排ガス浄化・高効率化技術の動向
(2016年1月27日 9:40〜11:00)
急速なモータリゼーションによる様々な問題を解決するために、自動車用エンジンに おいて排ガス浄化・高効率化技術の進化がもたらされた。ここでは、その内容を概説 するとともに、先進環境対応車の現状と将来を展望する。
- 自動車を巡る状況
- モータリゼーションと環境問題
- 排出ガス規制に関する国内外の状況
- クリーンエネルギー自動車関連動向
- エンジン技術の進化
- エンジン燃焼方式の特徴
- ガソリンエンジンの排ガス浄化・高効率化
- ディーゼルエンジンの排ガス浄化・高効率化
- これからの自動車
- ガソリン車における次世代技術
- ディーゼル車における次世代技術
- 先進環境対応車の現状
- 今後の展望
第2部 自動車燃料精製用の触媒と 自動車排気ガスのクリーン化用の触媒
(2016年1月27日 11:10〜12:10)
- 自動車と触媒技術の関わり
- 自動車燃料精製における触媒技術
- 自動車排気ガスのクリーン化における触媒技術
- 最近の技術トレンド
第3部 排ガス浄化触媒における貴金属低減化の取り組み
(2016年1月27日 13:00〜14:00)
排ガス浄化触媒における貴金属省使用化に向けた現状の取り組みを紹介するとともに、基礎技術として貴金属触媒の解析方法について解説する。
- はじめに
- 貴金属低減化の背景
- 省貴金属排ガス浄化触媒の開発動向
- 貴金属省使用化の研究紹介
- 三元触媒におけるロジウム省使用化
- ディーゼル酸化触媒における白金族省使用化
- 貴金属触媒の評価方法
- 貴金属分散度の評価方法
- 貴金属粒子の表面解析:吸着CO種のIR測定を中心に
- おわりに
第4部 自動車排ガス浄化触媒白金低減と DPFの劣化対策,長寿命化
(2016年1月27日 14:10〜15:10)
内燃機関による自動車エンジンは効率の良さから今後も成長すると予測されている。 自動車排ガスの白金低減とDPFの改良, 長寿命化は喫緊の課題である。白金低減触媒の開発事例, DPF触媒の開発の現状を解説する。
- ガソリンエンジン排ガス触媒
- 自動車触媒劣化原因
- 白金低減の実際
- 白金低減触媒の製造法
- 低燃費 (リーンバーン) エンジン排ガス対策触媒開発動向
- ディーゼルエンジン排ガス触媒
- 白金低減の実際
- NOx還元触媒の開発
- 尿素を使わないNOx除去触媒技術
- DPF開発動向
第5部 自動車用排ガス浄化触媒及びフィルター触媒の劣化対策
(2016年1月27日 15:20〜16:20)
日米欧の先進国では厳しい排ガス規制が導入される、また新興国でも規制が強化され触媒システムが順次搭載される見込みである。本稿では触媒の劣化メカニズムを解明し触媒の耐久性の向上・長寿命化について解説する。
- 自動車用触媒システム及び触媒構成
- ガソリン車用触媒
- ディーゼル車用触媒
- 酸化触媒
- ディーゼル用フィルター触媒 (DPF)
- 尿素SCR触媒
- 吸蔵還元触媒
- HC選択還元触媒
- 自動車用触媒構成と劣化メカニズム
- 触媒構成及び触媒材料
- 自動車用触媒の劣化解析と装置
- 触媒の劣化要因と劣化メカニズム
第6部 排ガスセンサ,粒子計測モジュールなどによる計測技術について
(2016年1月27日 16:30〜17:30)
- 排ガスセンサ
- 粒子計測モジュール
- 日米欧の排ガス規制と排ガス試験について