医療における映像・バーチャルリアリティ・3Dプリンタの最新動向をご紹介します。実際の医療現場で既に活用されている、3D拡張現実やモーションセンサー、ウェアラブル端末やIT医療機器の活用をご紹介します。さらに今注目されている3Dプリンターのビジネス展開として、医用画像とCAD/CAMの実際、臓器触感再現の秘訣、素材の選定や医師・医療従事者が求めるゴールは何かを、外科医であり起業家として長年医療機器開発ビジネスに関わってきた講師が最新動向を詳しく解説いたします。
Session 1.
(2016年1月29日13:30~15:30)
- バーチャルリアリティと医療映像の最新医療活用
- 医療におけるバーチャルリアリティの現状
- 拡張現実感・混合現実感
- プロジェクションマッピング
- ホログラム表示
- 3D立体視映像・360°全天球映像
- 4K/8K映像
- モーションセンサー最新事情
- Kinect,Leap Motion,ほか光学式・磁気式センサー
- 非接触入力インターフェイス
- ウェアラブル情報端末の医療活用
Session 2.
(2016年1月29日 15:30~17:30)
- 医療画像処理からCAD/CAMへ
- 医用画像フォーマットDICOMとは
- 無償医用画像処理アプリOsiriX (オザイリクス) の紹介
- DICOM医用画像から3D再構築・STLファイルへの変換
- CAD/CAMによるデータ制作、プリンティングまで
- 医療ビジネスにおける3Dプリンティング
- 造形法による分類
- 素材による分類
- 用途による分類
- 生体由来素材、生体適合素材、生体吸収素材・生体非適合素材
- 3Dプリンティングの医療現場での活用
- 診断用途・治療用途・手術支援 ・移植用途・臓器代替用途など
- 学校教育、医学教育での応用・手技トレーニング・シミュレーション
- 医療機器開発・動物実験の代替え・マーケット戦略
- 知財特許戦略、ブランド戦略、商標戦略