現在、中央社会保険医療協議会 薬価専門部会において、2016年度薬価制度改革に向けた議論が本格化している。また、2016年度からは、薬価算定への費用対効果の試行導入も予定されている。当講演では、2016年度薬価制度改革及び薬価改定の概要とその影響、製薬企業の対応について分かりやすく解説する。
- 2016年度薬価改定
- 2016年度薬価制度改革について
- 新薬の薬価算定ルールの見直し
- 「先駆導入加算」の見直し
- 「新規性の乏しい医薬品」の薬価算定ルールの見直し
- 外国平均価格調整の見直し
- 費用対効果の試行導入
- 後発医薬品の薬価算定ルールの見直し
- バイオ後続品の薬価算定ルールの見直し
- その他
- 既収載品の薬価算定ルールの見直し
- 長期収載医薬品の特例的引き下げルール「Z2」の見直し
- 基礎的医薬品の薬価上の措置
- 「巨額再算定」ルールの導入
- 「新薬創出・適応外薬解消等促進加算」に試行継続について
- 後発医薬品の価格帯の見直し
- その他
- 製薬企業の今後の対応