技術ロードマップは、様々な狙いを持って構築されています。
- 中期計画実現率向上
- 標準モジュール適用率向上
- 先行開発遅れ件数低減
- 試作回数削減 等
しかし、現状は先行開発が組織的に推進できない、遅延する、技術ロードマップを作成したものの、日常業務と乖離しているといった実態が見受けられます。
そこで本研修では、あらためて技術ロードマップの検討プロセス毎のポイントを取り上げたいと思います。各プロセスの具体的な考え方、手法を学ぶことにより、各領域の目的に応じた技術ロードマップの構築・活用の実現を目指します。
また、研修内ではケーススタディーを用いた技術ロードマップ策定演習をおこない、理解度を高めます。
- 技術ロードマップとは?
- ロードマップとは?
- 一般的な業界の技術ロードマップ
- なぜ、ロードマップを立案するのか?
- 技術を核にした事業成長の実現へ向けて
- 本講座で考えたい技術ロードマップとは
- 技術ロードマップは思考・コミュニケーションツール
- 技術ロードマップの魅力
- 技術ロードマップ構築上の留意点
- 技術ロードマップ構築上の4つの留意点
- 何のために技術ロードマップを作るのか?
- 縦軸視点の考え方
- 横軸スコープの考え方
- 技術ロードマップとステークホルダー
- 技術ロードマップの構築手順とポイント (1)
- 手順1:プロジェクトの立ち上げとメンバー編成検討
- 手順2:プロジェクト計画策定とスケジュール計画
- 手順3:戦略の確認と詳細情報収集
- 手順4:詳細情報収集と戦略の確認
- 手順5:ロードマップ (初期バージョン) を作成する
- 集めた情報を時系列に整理する
- トレンド分析とは?
- 技術ロードマップへのトレンド事項の記載
- トレンドの捉え方いろいろ
- 未来構想、ストレッチ思考
- 未来構想、ストレッチ思考
- 従来型の未来予測手法とストレッチ発想法の相違点
- ストレッチ発想の進め方
- 技術ロードマップにおけるストレッチ構想
- 技術ロードマップの構築手順とポイント (2)
- 手順5:ロードマップ (初期バージョン) を作成する (つづき)
- 顧客ニーズ仮説検討、アイデア検討、技術への翻訳
- 顧客ニーズ仮説検討、アイデア検討をおこなう
- トレンドからニーズを想起する
- 顧客ニーズの評価と提供価値の設定
- 重要ニーズについて、ニーズを満たす手段の検討
- NFS (Needs→Function→Seeds) 変換
- 商品・技術開発テーマの明確化
- 手順5:フォローアップ作業
- 手順6:最終案の作成と評価、リリース
- まとめ
- 丁寧な温故知新アプローチ
- ラフなイメージアップでは不十分
- Appleの未来ビデオ
- 事業の種を自社技術の土壌の上に蒔く
- 今日の技術者に求められるもの
- 総力戦を戦う上で、シナリオに求められる「論理」と「感性」