シリコーン製品開発&利用のための硅素化学と製品応用技術

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本セミナーでは、硅素化学の基礎から、硅素化学品の開発、利用時のトラブルと対策、関連組成物の用途までを幅広く網羅し、技術視点で解説いたします。

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プログラム

硅素 (Si) は、地球上にシリカ (SiO2) という形態で豊富に存在する (クラーク数:2位) 。これを利用した製品は色々な場所で近代社会を支えている。これら製品の中で、シロキサン結合 ( SiO ) を持つ有機製品はシリコーンと呼ばれ、日常生活でも良く目にすることができる。例えば、ソフトコンタクトレンズやシール材 (ガラス窓・浴槽・トイレ等) を挙げることができる。しかし、硅素化学品に関して、総合的で的確な情報を得る機会は少ない。一般社会では、シリコーンはシリコン (無機製品) と混同されている場合がある (例、誤:ノンシリコン系シャンプー、正:ノンシリコーン系シャンプー) 。  今回、硅素化学とその製品応用技術を体系的に解説する。基礎から応用まで、硅素化学品だけでなくその組成物まで、関連づけて説明する。特に、身近で活躍するシリコーン製品に関して詳しく述べる。

  1. 硅素化学
    1. 硅素
    2. シリコンとシリコーン (無機と有機)
    3. 製品体系
      • シリコン
      • シラン
      • シリコーン
      • シリカ
  2. シリコンの化学と技術
    1. 分類
      • 金属硅素
      • ポリシリコン
    2. 製法
      • 金属硅素
      • ポリシリコン
    3. 用途別技術
      • 半導体用ウエハー
      • 太陽電池
      • シリカ原料等
  3. シランの化学と技術
    1. 分類
      1. 無機化合物
        • シラン
        • クロルシラン
      2. 有機化合物
        • シラン系処理剤等
    2. 製法
      • シラン
      • クロルシラン
      • シラン系処理剤
    3. 用途別技術
      1. 無機
        • 半導体
        • シリコーン中間体等
      2. 有機
        • 表面処理剤
        • カップリング剤等
  4. シリコーンの化学と技術
    1. 分類
      • オイル
      • グリース
      • レジン
      • ゲル
      • ゴム
    2. 製法
      • オイル
      • グリース
      • レジン
      • ゲル
      • ゴム
    3. 用途別技術
      1. レジン
      2. グリース
      3. オイル
      4. ゲル
      5. ゴム
      6. 放熱用シリコーン
        • グリース
        • ゴム
      7. 半導体用シリコーン
        • 封止材料
        • PKG用応力緩衝剤
      8. 光学用シリコーン
        • 接続材料
        • 白色LED封止材料
  5. その他
    1. ポリシラザン
    2. ハードコート
    3. その他

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

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