ウェアラブル端末・ドローン・生活支援ロボット・自動運転自動車の法的課題と法整備動向

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会場 開催

本セミナーでは、ウェアラブル端末・ドローン・生活支援ロボット・自動運転自動車について、開発する側が押さえておくべき法律面での課題や問題点、法整備の動向を徹底解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部. ウェアラブル端末・生活支援ロボット・ドローンの法的課題と法整備動向

(2016年1月27日 13:00〜15:00)

  1. 生活支援ロボットの法的課題
    1. 生活支援ロボットによる事故の責任
    2. 生活支援ロボットと製造物責任法
    3. 生活支援ロボットの安全規格と保険
    4. 生活支援ロボットとプライバシー
  2. ウェアラブル端末の法的課題
    1. 非装着者の権利と装着者の権利
    2. プライバシー権と個人情報保護法
    3. プライバシー権をめぐる最近の動向と企業リスク
    4. ウェアラブル端末とプライバシー権
    5. ウェアラブル端末と労働法規
  3. ドローンの法的課題
    1. ドローンとは
    2. ドローンと関係法規
    3. ドローンと改正航空法
    4. ドローンと改正航空法関係省令

第2部. 自動運転の法的課題と法整備動向

(2016年1月27日 15:10〜16:40)

 自動運転および走行支援をめぐる法規制の現状と課題、交通事故が起きた場合の法的責任と損害賠償の問題について、過去・現在・未来の法構造を検討する。

  1. 自動車の運転と交通に関する現行法の体系
    1. 道路法・道路構造令
    2. 道路交通法
    3. 道路運送車両法
  2. 交通事故に関する法的責任
    1. 刑事責任
      • 刑法
      • 自動車運転死傷行為処罰法
    2. 民事責任
      • 民法 (不法行為)
      • 自動車損害賠償保障法
      • 製造物責任法
      • 国家賠償法
    3. 行政法上の責任
      • 公安委員会による免許の取消し・停止
  3. 損害賠償請求と紛争処理の方法・日米比較
    1. 日本の自賠責保険
      • 任意保険と損害賠償請求
      • 示談
      • 調停
      • 訴訟
      • ADR
    2. 米国の製造物責任訴訟の特殊性
      • クラスアクション
      • ディスカバリー
      • 懲罰的損害賠償
  4. 道路交通条約と道路交通法の規律
    1. ジュネーヴ条約
    2. ウィーン条約の改正
    3. 国連・作業部会の動向
  5. 自動運転への期待と不安
  6. 自動運転の進化と法的構造の変容可能性
    1. 道路交通に関する法規制の変容
    2. 交通事故に関する法的責任の変容
  7. 完全自動運転・無人運転と未来の法構造 (予測)
    1. 人工知能の進化とロボット法学
    2. 新たな法的主体の可能性
  8. 過渡期の法的規律はどうなるか
    1. 予想される事故と賠償責任の帰属
    2. 訴訟類型と証明責任の分配
    3. 保安基準・安全性能評価とリコール制度の機能
    4. 自動車保険の役割と新保険の開発
    5. ドライヴレコーダーの普及と訴訟における証明方法

会場

東宝土地 株式会社 高橋ビルヂング
101-0051 東京都 千代田区 神田神保町3-2
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