医療機器の生物学的安全性試験

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本セミナーでは、改正GLP省令下での新ガイドラインで実施する各試験の概要とその実施 (委託) 時の留意点をわかりやすく解説いたします。

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プログラム

2012年3月1日に生物学的安全性試験に関する新ガイドライン (薬食機発0301第20号、歯科用医療機器については薬食機発0301第1号) が通知され、まもなく4年になります。新ガイドラインの運用も進み、2003年通知の「考え方 (医薬審発第0213001号) 」や「事務連絡№36」による申請の猶予期間も2013年3月末で過ぎましたが、新ガイドラインと2003年版ガイドライン (医薬審発第0213001号、事務連絡№36) との比較も随時行います。  一方、改正医療機器GLP省令の施行 (2008年) から今年で8年となります (最終改正2014年11月) 。承認申請にはこの省令の理解も欠かせません。薬事に携わる方はもちろん開発に関わる方などにも理解しやすいように、改正GLP省令下での現行ガイドラインで実施する各試験の概要とその実施 (委託) 時の留意点をわかりやすく解説します。改正薬事法に関連する更なる変更等があった場合はそれを反映するようにします。また、海外で実施した生物学的安全性試験の利用の可能性や海外への申請についても基本事項を解説します。

  1. 医療機器GLPの概要と基本的留意点
    • 厚生労働省令第37号とその一部改正 (厚生労働省令第115号、厚生労働省令第87号) 並びに薬食発第0613010号
  2. 試験項目の選択方法、試験の意味、試験の評価の基本 (薬食機発0301第20号)
    1. 基本的考え方
    2. 試験方法
      1. 細胞毒性試験
      2. 感作性試験
        • GPMT
        • A&P
        • LLNA
      3. 遺伝毒性試験
        • 復帰突然変異試験
        • 染色体異常試験など
      4. 埋植試験
        • 筋肉内
        • 皮下
        • 骨内など
      5. 刺激性試験/皮内反応試験
        • 皮内反応
        • 皮膚刺激性
        • 眼刺激など
      6. 全身毒性試験
        • 急性
        • 亜急性
        • 亜慢性
        • 慢性
      7. 発熱性物質試験
        • 発熱性物質
        • エンドトキシン
      8. 血液適合性試験
        • 血栓形成
        • 血液凝固
        • 血小板
        • 血液学的項目
        • 補体系
      9. 抽出率関連試験
      10. その他の試験
  3. ISO 10993シリーズやASTM等との関連と比較
    • 新ガイドラインとの相違
    • 海外データの利用
    • 海外申請など
  4. 再生医療に関連する医療機器
    • デバイス (足場) +細胞
    • 核型分析や造腫瘍性試験など

会場

江東区産業会館
135-0016 東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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