押出成形におけるフィルム・シート成形は、押出機による溶融可塑化と混練、Tダイによる全幅の均一吐出、冷却ロールによる結晶制御、延伸工程による配向性の制御など、最適化すべき項目は多岐にわたる。これら特性制御においては、機械装置の役割を把握するとともに理論的知見を備える必要がある。
本セミナーでは、押出フィルム・シート成形工程における基礎から理論技術を活用した最適化応用技術までを解説する。
- プラスチック業界の歴史と各種材料の特性
- 高分子材料の特性
- フィルム・シート市場の現状
- フィルム・シート成形装置
- 単軸押出機と二軸押出機
- Tダイ
- 冷却装置
- 延伸装置
- フィルム・シートプロセスにおける応用技術
- 同時延伸と逐次延伸の違い
- 品質不良問題とその対処法
- 各種材料のプロセスとその特徴
- フィルム・シート成形における理論技術の活用
- 解析技術と理論
- 各工程における解析技術とその使い方
- 最新の解析技術