エレクトロスピニング (電界紡糸) 法によるナノファイバー作製、構造・集合状態制御とアプリケーション開発のための着目点と要素技術

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エレクトロスピニング法によってナノファイバーが簡便に得られることは周知である。ポリマー成形方法の一つとして利用可能性は高いが、一方で実際的なアプリケーション開発が伴わないテーマでもある。  本セミナーでは一般的な不織布形態を利用したアプリケーション以外の可能性に注目し、エレクトロスピニング法によって成形可能な形状とその応用例についてご説明していきます。

  1. ナノ構造形成手法としてのエレクトロスピニング法
    1. 原理と装置
    2. ナノファイバーのメリット/デメリット
    3. 一般的なアプリケーション
    4. 高弾性率補強材、フィルター、再生医療用足場材等
  2. エレクトロスピニング法によるナノファイバーの注目点
    1. ナノファイバー構造の制御
      • 忠実
      • 中空
      • 多孔質
      • 複合材
    2. ファイバー集合状態の制御
      • 無配列
      • 配列
    3. 膜構造の制御 (単一構造、複数種の構造の共存)
    4. 立体化
    5. エレクトロスピニング法ではできないこと
  3. アプリケーション開発の前提となるESの方法論
    1. 量産性1 (吐出方法:ノズル式、ノズルレス式)
    2. 量産性2 (生成物の回収方法)
    3. 電場の拡がり制御 (均質膜、狙い打ち)
    4. エレクトロスピニング中の品質管理 (形状のバラツキ)
  4. アプリケーション事例
    1. LIB用セパレータ
    2. 二次電池負極材
    3. 感圧センサ
    4. エネルギーハーベスター
    5. その他のアイディア

会場

京都リサーチパーク
600-8813 京都府 京都市 下京区中堂寺南町134
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