精密塗布プロセスの高精度化、トラブル対策、流動解析

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プログラム

第1部 精密塗布技術の動向とトラブル対策

(2015年12月21日 11:00〜12:45)

 ユーザーズエンジニアとして自社内プラント設計を行ってきた経験を踏まえ、スリットダイコーティングや ロールコートを中心に精密塗布技術の基本原理とスケールアップの考え方、トラブル対策について解説する。

  1. 各種コーティングの基本原理と概要
    1. コーティング原理と分類
    2. オペレーティングウィンドウの考え方
    3. 高精度化に向けて必要な要素技術
    4. 情報源としての学会・展示会
  2. 設備導入、スケールアップのポイント
  3. コーティングにおけるトラブルと対策
    1. 塗布で生じる「縦スジ」「横段」「点」欠陥
      • ダイコーティングでのブツ
      • ロールコーティングでのしわ
      • システムの脈動・振動
      • 原液&送液系における気泡対策
    2. 乾燥で生じる「面」欠陥
      • 基材
      • 塗液
      • 乾燥条件

第2部 精密塗布における解析技術について

(2015年12月21日 13:30〜15:00)

 近年、コンバーティング業界において、コーティング設備に関連した解析を多くの企業で行うようになってきた。今までは、ダイコータの解析が主流であったが他の塗工装置の解析ニーズも出てきている。本講座では、流体解析の基礎および汎用熱流体解析ソフトの物理モデルについて説明し、コーティングに関する解析を中心に適用事例を紹介する。

  1. 流体解析について
    1. 流体について
    2. CFDとは
    3. 流れの基礎方程式
    4. 離散化について
    5. 構造メッシュと非構造メッシュ
  2. 物理モデルについて
    1. 乱流モデル、反応モデル、輻射モデルの概要
    2. 混相流モデル:分散相モデル
    3. 混相流モデル:オイラー・オイラーモデル
    4. 混相流モデル:オイラー・グラニュラーモデル
    5. 混相流モデル:VOFモデル
  3. 塗工設備への流体解析適用事例
    1. ダイ内部流体解析
    2. コーティング解析
    3. 乾燥装置解析事例
    4. その他の事例

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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