人の触知覚特性と皮膚構造に基づく触感デザインおよび触覚デバイス製品開発への指針

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本セミナーでは、触覚の基礎から解説し、人の触知覚特性に関わる知見やそれらを活用した触覚技術をデモンストレーションや具体事例を挙げて解説いたします。

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プログラム

触覚技術は、製品やサービスに新しい付加価値を与える要素として、高い注目を集めています。ここで、感覚量は従来の物理量とは必ずしも一致しません。  特に触覚は対象と皮膚との力学的相互作用により生じる感覚であり、従来のモノ視点に加え、皮膚や運動に関わる人の触知覚特性を理解し活用することが、シンプルで有用な技術や新しい価値を持つ技術の開発に繋がります。  本講演では、人の触知覚特性に関わる知見やそれを活用した触覚技術について、一部デモンストレーションも交えて具体事例を挙げながら紹介したいと思います。

  1. 触覚技術による価値創造の可能性
  2. 触覚の基礎
    1. 皮膚構造
    2. 機械受容器の種類と特性
    3. 視聴覚との比較
    4. 触覚センサ、触覚ディスプレイの概観
  3. 触知覚における重要な視点
    1. 自己言及性 (ウェアラブル皮膚振動センサ)
    2. 双方向性 (腹腔鏡下触診システム)
    3. 錯触
  4. 巧妙な皮膚構造と触覚デバイス
    1. コラーゲン繊維による応力拡散
    2. 皮膚伝搬振動特性と触覚センサ
    3. 真皮乳頭と触覚増強デバイス
    4. 爪と触覚調整デバイス
  5. 皮膚変形に基づく触覚デバイス
    1. 凹凸の知覚メカニズムと触覚ディスプレイ
    2. 柔らかさ知覚メカニズムと触覚センサ、ディスプレイ
  6. 触感デザイン
    1. 触感次元
    2. 硬さとソフトフィールの両立
    3. 運動と触知覚
  7. まとめ

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料