本セミナーでは、熱可塑性ポリウレタン(TPU)の基礎から解説し、TPUの成形方法や成形時の注意点と劣化対策、用途展開、高機能化、技術動向について解説いたします。
熱可塑性ポリウレタンエラストマー (TPU) は、エラストマーの一般的な特性である (1) 熱可塑性のため成形加工が容易である。 (2) 幅広い硬度や弾性が得られる。 (3) 着色が可能である。 (4) リサイクルできるのに加えて、機械的強度、耐摩耗性、低温特性が非常に優れた樹脂である。 本講座では、その化学構造より得られる特徴や種類から始め、成形方法や成形時の注意点と劣化対策について概説する。またTPUの特徴を活かして広がっている用途について説明した後、材料の高機能化や技術動向について説明を行う。