生体センシング及び対応するウェアラブル・通信・設計技術・最新動向

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本セミナーでは、ウェアラブル機器・モバイル機器を含め、生体センシングの基礎から生体用材料、電極・アンテナ技術・設計、生体安全性・適合性、応用例、さらには最新動向について詳解します。

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プログラム

近年、高周波回路技術、微細加工技術、高密度実装技術などのエレクトロニクス技術の進化にともない、電子機器は小型・軽量化が進み、モバイルからウェアラブルへと進化しつつあります。また、ウェアラブル機器やモバイル機器などの人体周囲に配置されるデバイス同士の通信ネットワーク技術として、Personal Area Network (PAN) やBody Area Network (BAN) があげられ、PANやBANに関する研究開発が盛んに行われています。ウェアラブル機器やモバイル機器に搭載される電極・アンテナは、これらのPANやBANにおける通信性能を決めるキーデバイスといえます。さらにウェアラブル機器の多くは、通信機能のみならず、生体情報や周囲環境情報をセンシングする機能を備えていることも多く、ウェアラブル電極・アンテナは、センシングインタフェースとしても用いられるなど、電気信号の出入り口となるキーデバイスであります。  本セミナーでは、ウェアラブル機器・モバイル機器を含め、生体センシングの基礎から生体用材料、電極・アンテナ技術・設計、生体安全性・適合性、応用例、さらには最新動向について詳解します。

  1. 生体センシングの基礎
    1. センシング機器の構成
    2. 電極・アンテナ,変換器,増幅器,差動増幅など
    3. 生体信号と計測機器性能
  2. 生体の電気特性
    1. 各生体組織の導電率/誘電率の周波数特性
      • 筋肉
      • 脂肪
      • 皮膚
      • 血液
      • 骨など
    2. 生体の等価回路表現
    3. 生体安全性・生体適合性
  3. 生体に用いられる材料
    1. 生体と人工材料との相互作用
    2. 医用材料としての必要条件
    3. 金属材料
    4. バイオセラミックス
    5. 高分子材料
  4. ウェアラブル機器のための通信技術
    1. ボディエリアネットワーク技術
    2. 第3/第4世代移動通信
    3. 無線LAN (WiFi)
    4. WiMAX
    5. Bluetooth
    6. RFID
    7. Ultra-Wideband通信
    8. 人体通信
    9. 体内 – 体外間通信
  5. 生体センシング技術
    1. 心拍センシング
    2. 呼吸センシング
    3. 行動センシング
  6. ウェアラブル機器のためのアンテナ・電極設計技術
    1. アンテナの基礎
    2. アンテナの小型化,マルチバンド化,広帯域化
    3. ボディエリア通信用アンテナ設計例
    4. 電極の基礎
    5. ウェアラブル電極・人体通信用電極
    6. 人体通信用電極の設計例
    7. ウェアラブル機器における実装技術
  7. 最新動向
    1. ウェアラブル機器
    2. 生体センシング
    3. 実装技術
    4. メタマテリアル
    5. その他

会場

連合会館
101-0062 東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
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