第1部. 呼気・皮膚ガスの高感度計測用バイオスニファと探嗅カメラ (可視化計測)
(2015年12月1日 11:00〜12:30)
疾病や代謝に起因する生体ガス成分を高感度に計測そして可視化するために開発した「バイオスニファ:生化学式ガスセンサ」と「探嗅カメラ」を紹介し、生体応用の結果を交え、臨床&ヘルスケアへの可能性について解説する。
- 生体ガス (疾病・代謝) のためのバイオスニファ (探嗅センサ)
- 薬物代謝機能に基づく高選択性ガスセンシング
- 魚臭症候群に起因するトリメチルアミン用ガスセンサ
- 口臭成分メチルメルカプタン用ガスセンサ
- UV-LEDを用いた高感度なバイオスニファ
- 呼気中エタノールとアセトアルデヒドのモニタリング
- サブppbレベルでのホルムアルデヒド連続計測
- アセトン用バイオスニファと脂質代謝評価
- 加齢臭ノネナールのためのバイオスニファ
- 生体ガスの可視化計測 (探嗅カメラ)
- 高感度CCDを用いた探嗅カメラの開発
- 呼気ガスの可視化モニタリング
- バイオ蛍光法による探嗅カメラの高感度化
- 皮膚ガスの可視化計測
第2部. スマートフォンへの搭載を目指したにおいセンサー小型化技術
(2015年12月1日 13:15〜14:45)
- 陽極酸化技術
- 多孔質ナノ材料の微細化技術
- 局所陽極酸化技術
- マイクロガスセンサの水素に対する特性
第3部. 超小型/高感度センサ素子 (MSS) による呼気診断の可能性
(2015年12月1日 15:00〜16:30)
呼気診断のひとつの重要なポイントは「手軽さ」にあると考えられます。いつでも・どこでも・だれでも利用可能なモバイル嗅覚センサの実現に向けて、新たなセンサ素子 (MSS) を軸とした総合的な研究開発についてご紹介します。
- センサの現状と需要
- 各種競合技術の多角的検証
- 嗅覚センサと呼気診断の現状
- ナノメカニカルセンサとは?
- カンチレバーアレイセンサと応用例
- カンチレバーからMSSへ、高感度化のための原理と実証
- 感応膜の設計指針およびMSSへの被覆方法
- センサシステムの総合的開発
- モバイルデモ機の紹介
- MSSシステムの応用例
- 次世代センサの可能性と課題
- 質疑応答