透明ポリマーが、ディスプレイ用光学フィルム、光ディスク、光学レンズ、光ファイバー、タッチパネルなど各種光学部材に用いられている。さらに、次世代照明、フレキシブル有機太陽電池、フレキシブルディスプレイなど次世代光技術の実用化においても、透明ポリマー材料の果たす役割は大きい。各種光学部材の機能を高め、次世代技術を実用化させるには、屈折率制御、複屈折制御、高透明化などポリマーの光学特性を高性能化する必要がある。 ここでは、透明ポリマーの屈折率を制御し、高透明化するための構造制御法、さらに屈折率および透明性をポリマーの化学構造のみから計算する予測システムについて解説させていただく。
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