(2015年11月17日 12:45〜14:45)
「使いやすさ」「使い心地」の感じ方は人によって様々であるため、製品開発においても「誰がどのくらい使いやすければ良いのか?」について、悩まれたことがあると思います。 本講演では、モニター評価における許容値、例えば、楽な動作 (身体負担) 、わかりやすさ、使い心地について、「どのような評価・計測を実施し、許容値を設定することで製品へ落とし込めば良いのか?」の考え方について、事例を交えながら紹介していきます。
(2015年11月17日 15:00〜17:00)
近年、高齢社会を向かえ、介護やヘルスケアへの関心が高まっており、行政や研究機関などでは健康増進プログラムの推進や中高齢者のヘルスケアの奨励さらには、老年医学の視点からの取り組みや多くの提言がなされている。しかしながら、中高齢者の心身の特性が単に年齢差や生活環境の違いだけでなく、個々人の生活意識や認知機能などと大きく関連しており、中高齢者の生活支援も個々の生活実態や特性に合わせたきめ細かい対応が必要であることが明らかになってきた。 そこで、本講では、中高齢者の心身の特性について言及するとともに中高齢者対応の調査や生理計測法について実例を挙げながら解説したい。