第1部 表面電荷形成による「基体の保護」とその対応技術:静電反撥チタニア技術
- 金属電極、金属基体表面への負電荷膜形成と防錆対策 -
(2015年11月27日 13:00〜14:30)
機能を維持するための期待の保護方法として基体の劣化原因を考察し、特に今回は、金属電極・金属基体表面への対応方法を中心に、応用を説明する。
- 「基体の保護」方法と、その対応技術
- 各種工業製品の表面を保護するには -
- 劣化因子の種類:機能低下を誘引する物質の電荷
- 各種の電荷 (正電荷、負電荷、両性電荷) を形成するチタニア複合金属化合物溶液の特色
- 静電反撥技術の特色:表面電荷形成方法の原理
- 表面電荷による基体の保護応用例
- 汚れ吸着防止
- 表面酸化劣化防止:高分子樹脂
- 機器内粉体吸着防止
- 基体表面イオン誘出による機能低下防止
- 砂塵吸着防止
- 藻菌類吸着低減
- 金属腐食 (錆発生) 防止
第2部 常温型フッ素系コーティング剤による電子部品・実装基板の防湿・防水・耐酸性付与
(2015年11月27日 14:45〜16:15)
【講座の趣旨】
常温でコーティングできる特殊なフッ素樹脂を使用して、電子部品や実装基板を水分や酸分、電池電解液などから保護する方法、ノウハウと具体的な問題解決について実際の用例を用いて説明いたします。
- 常温型フッ素コーティング剤の基礎知識
- フッ素系化合物全般の基礎知識
- フッ素系コーティング剤の種類と特長
- 常温型フッ素系コーティング剤の構造
- フッ素系溶剤の説明
- 常温型フッ素コーティング剤の特性
- 絶縁性
- 防水性と膜厚
- 耐酸性耐酸性ガス
- 応用実例
- 一般基板
- リチウム電池対策
- LED硫化対策
- 超撥水性コーティングによる防水