金属破断面解析技術の基礎とその事例

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本セミナーでは、実例を交えた主な破壊機構の解説と、それぞれの破面の特徴を紹介し、初歩的なフラクトグラフィ技術を紹介致します。

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機械部品などの破損原因調査において最もよく用いられ、かつ有効な手法がフラクトグラフィ (破面観察) である。  フラクトグラフィとは、材料の破断面を目視や電子顕微鏡等で観察し、その様相から破損原因を推定する技術であり、この手法を用いることで、き裂の進展方向や負荷状況、さらには破壊機構 (疲労破壊や脆性破壊など) を推定することが可能となる。  今回は、実例を交えた主な破壊機構の解説と、それぞれの破面の特徴を紹介し、初歩的なフラクトグラフィ技術を紹介する。

  1. 破面マクロ観察
    1. 巨視的な変形の程度について
    2. 各破壊機構の外観上の特徴
    3. 疲労破壊と応力腐食割れのき裂前縁形状
    4. ラチェット模様
    5. ビーチマーク
    6. 放射状模様
    7. 山形模様
    8. シヤーリップ
    9. 破面の粗さの変化
    10. 最終破断部
  2. 金属の代表的な破壊
    1. 延性破壊
    2. 脆性破壊
    3. 疲労破壊
    4. 応力腐食割れ
    5. 水素誘起割れ (遅れ破壊)
  3. 破損原因調査事例紹介

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
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