ウェアラブルデバイス/センシングの基礎と技術開発動向および今後の展望

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本セミナーでは、ウエアラブルセンシング技術の基礎から解説し、基本要素技術から応用事例まで詳解いたします。

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プログラム

新しい需要を喚起するデジタル機器として様々なタイプのウェアラブルデバイスが登場し、マーケットで注目を集めています。IoT (Internet of Things) の発展とともに、医療やヘルスケア、スポーツ、エンターテイメント、自動車、スマートハウス、農業など多くの分野でその応用が期待されています。  本講演では、ウェアラブルセンシングの背景および基礎から始め、デバイスの進化を支えるセンサ技術、通信・ネットワーク技術、アプリケーション技術について解説し、ウェアラブルセンシング技術の基本からビジネスに生かすための応用まで、一貫して理解し習得できるように構成しました。多種多様な機能を小型軽量化、低消費電力化、高機能化した「ウェアラブル」は、成熟してきた多くの技術を統合しています。具体的な最新のデバイスやセンシング技術、研究開発事例を取り上げながら、基本技術からサービス展開に向けたアプリケーション技術についてまでを学びます。セミナー受講より、ウェアラブルデバイスやウェアラブルセンシング技術の知識、開発に求められる技術のポイント、取得データの活用法についての知識を修得することができます。

  1. ウェアラブルセンシングの基礎
    1. ウェアラブルデバイス・センシングの背景 – これまでの状況と現在の動向 -
    2. ウェアラブルによるセンシング対象と要求ニーズ
    3. ウェアラブルセンシングの構成要素技術
    4. ウェアラブルデバイスの特徴
  2. ウェアラブルセンシング技術
    - 小型生体センサによるセンシング手法 – 計測原理、基本構造、データ種類、精度 -
    1. 生体情報センシング
      1. ウェアラブルデバイスの基本構成
      2. 生体情報計測手法の基礎
      3. ウェアラブル生体センサの計測原理と基本構造、データ処理・活用法
        • 心電計
        • 脈波センサ
        • 血流量センサ
        • 温度センサ
        • 血圧計
        • パルスオキシメータ
        • 脳波センサ
        • 眼電位センサ/眼球運動センサ
        • 血糖センサ 等
    2. 行動情報センシング
      1. 行動情報取得センサと測定項目
      2. ウェアラブル行動センサの計測原理と基本構造、データ処理・活用法
        • 加速度センサ
        • ジャイロセンサ
        • 磁気センサ
        • 気圧センサ
        • 測位測距センサ
          • GPS
          • 超音波センサ 等
        • マイクロフォン
        • イメージセンサ 等
  3. 通信・ネットワーク技術
    1. ウェアラブルにおけるデータ通信手法
    2. 近距離無線通信技術
    3. ボディエリアネットワーク (BAN) 技術
  4. アプリケーション技術
    1. アプリケーションシステム構成
    2. アプリケーション開発ツール
    3. アプリケーションにおけるデータ処理・蓄積・活用法
  5. 応用事例と将来展望
    1. 医療・ヘルスケア分野への応用
    2. スポーツ・フィットネス分野への応用
    3. 自動車分野への応用
    4. 産業・業務用分野への応用
  6. まとめ
    1. 今後ウェアラブルに求められるもの
    2. ウェアラブルの課題

会場

江東区産業会館
135-0016 東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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