(2015年10月22日 12:30〜14:30)
安心安全志向やユニバーサルデザイン思想の広がりを背景に、子どもにも安全で使いやすく、健全な成長にも資するものづくりが強く求 められつつある。 この講演では、子どもの心身機能や行動の特性と課題を紹介しながら、それらに基づくものづくりや安全設計の考え方と方 法を論じる。子どもを考慮したものづくりは人の本質的な要求に答えることでもあるため、全ての人々のための、より質の高いものづくりを考 えることにも繋がる。
(2015年10月22日 14:45〜16:45)
本講演では、傷害予防の基本的な哲学・基本的な考え方と、現場で役立つ実践的知識・ツールについて解説する。子どもへの安全性を考慮した製品開発や学校環境下での傷害予防の取組みを、データに基づいて科学的に推進する新しいアプローチを紹介する。 また、子どもを巻き込んだり、地域を巻き込んだりして進める現場参加型傷害予防の最近の取り組み事例も紹介する。