(2015年10月22日 11:00〜12:30)
コア技術を用いて新規分野を開拓する場合、これまでに接点のない分野 については知識、情報がほとんどないため、検討が深まっていかないという 問題が生じる。一般的には、成長分野を抽出し、コア技術が活用できる製品 を探すという進め方が採られているが、この場合見落としが多くなる。ビジネ ス構造マップは、用途として可能性のある領域を広く捉え、それを構造化す るツールであり、このツールを用いることで、コア技術と相性の良い未開拓分 野を「見える化」することが可能となり、思いがけない用途の発掘につなが る。 コア技術の用途探索という課題に対してのビジネス構造マップの価値と使 い方を、事例を踏まえて解説する。
(2015年10月22日 13:15〜14:45)
パラダイムシフトを理解し、新規参入がなぜ難しいのか?その本質に迫 る。歴史を踏まえて、現在の新しい異業種ベンチマーキングの概要を理解 し、激しい環境変化をどう認識するのか、発想を転換し気づきの経営ができ るかどうか、新しいビジネスモデルを開拓するための成功要因を探る。、い つ・何を・どのように・誰が・なぜベンチマーキングをすべきなのか?課題の 理解と解決策を考える。IT融合の時代のIoT・IoEやクラウド・ビッグデータ の活用等最先端技術を組織内に導入するために必要なプロセスの改善・改 革のポイント、新しいリーダーシップ、イノベーティブ人財としての個人と組織 能力の向上等、知の経営の概要を解説する。
(2015年10月22日 15:00〜17:00)
新規事業を成功に導くために有効なアプローチの一つが自社コア技術の応用展開です。ただし、応用展開するためには、前提となる「自社コア技術」が本当にコア技術でなければなりません。そして、そこから生まれた製品が顧客に価値を提供できるものでなければなりません。 また、技術開発・展開がゴールではありません。新技術による製品が事業として成功してこそ技術が活かされたと言えます。 本公演では、コア技術とは何か、コア技術を応用展開する方法、事業化を見据えたマネジメント手法関するマーケティング戦略理論をご紹介します。