(2015年10月20日 11:00〜12:30)
本講演で紹介する光成形は熱可塑性樹脂を微粒子状としてゴム型内に充填し真空圧縮しながら外部から照射するマイクロ波で溶融一体化した立体モデルを成形する技術で、最終使用樹脂そ のものを用いた成形モデルを迅速かつ安価に提供する世界初のシステム「商品名:Amolsys」です。使用するゴム型は3D-CADから光硬化性樹脂を積層造形する光造形モデルをマスターとして真空成形業界で確立しているシリコーンゴム型作成技術を基本としています。
(2015年10月20日 13:10〜14:20)
一般に熱溶融積層法と呼ばれる方式の3Dプリンターは、安価でかつ扱い易いため急速に普及している一方で、造形物の精度が課題の一つとなっている。ポリ乳酸は、比較的精度よくプリントできる樹脂であるとの理由から、この方式の主な造形材料として広く使用されているが、さらに綺麗な造形結果を得るための努力は随所で続いている。本講演では、3Dプリンターの概要を述べた後、造形用材料としてのポリ乳酸フィラメントについて、高性能化に向けた開発の実例とそのポイントを解説する。
(2015年10月20日 14:30〜16:00)
各種の3次元データから直接物体を造形する付加製造 (AM) 技術についての紹介とその応用について解説を行い、国内と世界での動向を紹介する。 また、当社の粉末焼結積層造形装置RaFaEl (ラファエロ) の原理・特徴を解説し、そこで求められる樹脂材料の特性について言及する。 最後に当社の開発についての取り組みを紹介する。